アルミ加工

 

アルミ加工専門

(株)奥野精密工業は、マシニングセンター・NC旋盤を中心に、主にアルミの精密切削加工を行なっております。
特に、シリコンウェハや液晶ガラス基板の搬送用ロボットの重要部品の製作を、高品質・低コスト・短納期で実現しております。
搬送用ロボットの部品は、精度は申すに及ばず、外観も非常に厳しく加工技術の高さが要求されます。

アルミ加工を行うには、図面に明記されている精度を守ることは当然のこととして、それ以前にワークの取り扱いに、細心の注意を払うことが必要です。
アルミ合金の製品の多くは、機械構成部品でよく目にする所に使用されることが多く、ちょっとした擦りキズや打痕が不可とされています。

そこで、アルミ合金のワークを他の材質、例えばSS材(鉄)や、FC材(鉄鋳物)及びステンレス材と同じ加工機で加工する場合、アルミ材以外のワークの加工後に、アルミ材のワークを加工すると、前の加工物のスラッジなどがアルミ材に悪影響を及ぼすことが少なくありません。

また同じ工場内でアルミ材だけを取り扱うと、作業者のワークを取り扱う意識が高まり、傷のないキレイな製品をご提供できるようになります。
それゆえに、アルミ材以外のワークの加工を、出来る限り控えております。

 

アルミ専門のこだわり

(株)奥野精密工業は、アルミに特化しておりますので、例えば、切削刃物も厳選した物を使用し、高い面粗度も実現し、切削面が非常にキレイです。

同じく切削油も厳選された水溶性切削油を使用し、一般に使用される不水溶性切削油と比べて冷却作用に優れ、穴などの中も段差なども無く、アルミ材質の熱膨張や反りも極力抑え、これも高い精度・面粗度を実現しております。

アルミ材は、鉄系などと比べ、材質的に柔らかくキズがつきやすいのですが、(株)奥野精密工業の作業者は、長年アルミに特化してやってきておりますので、キズに関しても驚くほど皆無です。
お客様にご満足いただける、ハイクオリティーな高品質の製品を、お約束いたします。

一般にアルミの深掘りは、ビビリが発生しやすく、面粗度もキレイにでないこともしばしば。
作例では、約150mm位ですが、普段から200mm程度は楽にこなします。
ビビリも無く、切削面も非常にキレイで、面粗度も出ています。